NPBの取材証没収問題、独禁法違反の可能性は
1. NPBがフジテレビの取材証を没収し、公取委が警告予定。
2. フジテレビはWSの番組を放送し、NPBと競争関係に影響。
3. NPBは警告内容に誤りがあると主張し、受け入れ難いと表明。
昨年のプロ野球日本シリーズで、フジテレビの取材証が没収された件について、公正取引委員会が独禁法違反の恐れがあるとして、日本野球機構(NPB)に再発防止を求める警告を出す方針を固めた。
フジテレビは、日本シリーズと同じ時間帯に大谷翔平選手が所属するドジャースのワールドシリーズの番組を放送したため、NPBは取材証を没収した。
公取委はこの対応が、NPBと競争関係にある米大リーグ機構(MLB)との取引を萎縮させると判断した。
NPBは警告の事実認定や法解釈に誤りがあるとし、受け入れがたいと主張している。