ガソリン価格補助は本当に効果的か
1. 政府はガソリンに1リットルあたり7円40銭補助を決定。
2. 補助は段階的に行い、全国平均価格を毎週1円下げる。
3. 補助事業には8兆円以上の予算が計上されている。
政府は22日からガソリンに対する新たな定額補助を開始し、1リットルあたり7円40銭の補助を決定しました。これは市場価格への影響を抑えるため、段階的に行われる予定です。
5月19日時点でのレギュラーガソリンの全国平均小売価格は182円10銭で、22日からの支給額は177円10銭になるよう設定されます。来週の価格は184円50銭と予測され、経済産業省はこの上昇分に5円を加えた7円40銭を石油元売りに支給します。
今後、全国平均の小売価格が毎週1円ずつ下がるよう補助を行い、10円程度の引き下げが完了するまで続ける見通しです。しかし、実際の店頭価格が下がるには時間がかかる可能性があり、経産省は混乱を避けるよう呼びかけています。
この補助事業には8兆円以上の予算が計上されており、脱炭素に逆行するとの批判もあります。