基礎年金底上げ、2兆円の財源はどこから？その行方は？

1. 自民党が立憲民主党の年金改革案を受け入れる方針。
2. 年金改革法案の成立には財源問題が課題。
3. 衆議院通過を目指し、与野党が協議を進める。

基礎年金の底上げ案が再び注目されています。自民党は立憲民主党の修正案を大筋で受け入れる方針を示しました。立憲民主党の野田佳彦代表は、年金改革法案を「アンパン」に例え、基礎年金の底上げを「あんこ」として提案しました。長妻昭元厚労大臣は、年金の3割カットを防ぐための法案であると説明しています。

自民党は当初、参議院選挙への影響を恐れ、基礎年金の底上げ策を削除しましたが、立憲の要求を受け入れる見通しです。しかし、年金改革には恒久的な財源が必要であり、具体的な財源の説明が求められています。国民民主党の玉木雄一郎代表は、毎年2兆円の追加公費の財源についての説明が不足していると指摘しています。

街の人々は、年金制度の安定性と安心感を求めており、与野党がしっかりと対話し、解決に向けた議論を進めることを期待しています。立憲と与党の3党は、今週中の衆議院通過を目指し、協議を続けています。