防衛装備品購入は貿易交渉の切り札となるのか
1. 赤沢大臣は防衛装備品購入が交渉カードになる可能性を示唆。
2. 関税と安全保障は別問題と従来の考えを強調。
3. 石破首相とトランプ大統領の会談でF47戦闘機購入が話題に。
赤沢経済再生担当相は、首相官邸で石破首相と会談後、記者団に対し、アメリカとの関税交渉において、防衛装備品の購入がアメリカの貿易赤字解消の手段として交渉カードになる可能性を示唆しました。
赤沢大臣は、防衛装備品の購入が米国側の貿易黒字を積み上げる可能性があると述べ、今後の交渉での重要性を示しました。しかし、関税や通商政策と安全保障の問題は別物であるという従来の考え方も強調しました。
石破首相とトランプ大統領の電話会談では、F47戦闘機の購入についてトランプ大統領側から言及がありました。
赤沢大臣は29日午後、日本を出発し、アメリカ・ワシントンでベッセント財務長官との関税交渉に臨む予定です。