小中教員の休憩時間が確保されない現状とは?その実態に迫る。

小中教員の休憩時間が確保されない現状とは?その実態に迫る。

※記事の画像はイメージです

教員の休憩時間は本当に十分なのか
1. いじめの重大事態が過去最多の1306件に増加。
2. 教員の心身の健康がいじめ予防に重要。
3. 教員の休憩時間が法定の半分以下である。

2023年度、全国の小中高校でのいじめの重大事態が1306件に達し、前年から42.1%増加しました。いじめの深刻化を防ぐためには、教員の心身の健康が重要です。

しかし、教員の休憩時間は平均23分で、法定の半分以下です。労働基準法では、勤務時間が7時間45分なら少なくとも45分の休憩が必要ですが、実際にはそれが守られていません。

教員の健康が保たれれば、いじめの見逃しや対応の誤りを防ぎ、他の教員と協力する余裕も生まれます。
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