香港の高層マンション火災、被害拡大の原因は何か
1. 香港の高層マンションで大規模火災が発生。
2. 竹製足場と燃えやすいネットが被害拡大の原因。
3. 日本では耐火構造と防炎対策が施されている。
香港北部の大埔区で26日に発生した高層マンションの火災は、計7棟に燃え広がり、消火活動が難航しています。
公益財団法人「市民防災研究所」の坂口隆夫氏は、修繕中のマンションが竹製の足場や燃えやすいネットで覆われていたことが被害拡大の原因と指摘しています。
日本では、改装工事の際に金属製の足場と防炎性のあるシートが使用され、消防法に基づきマンションの11階以上にはスプリンクラーの設置が義務付けられています。
坂口氏は、日本でも火災が発生すればパニックになる可能性があるため、避難経路の確認が重要と述べています。