福島第1、デブリ取り出しに挑むも失敗。次の一手は?

福島第1、デブリ取り出しに挑むも失敗。次の一手は?

※記事の画像はイメージです

福島第一原発の燃料デブリ取り出しはどうなるのか

1. 福島第一原発2号機の燃料デブリ取り出しが延期。
2. 燃料デブリは約880トン存在し、極めて高い放射線量。
3. 試験的取り出しは3回延期され、再開は未定。


東京電力は福島第一原子力発電所2号機での燃料デブリの試験的取り出しを8月22日に予定していましたが、操作手順のミスにより延期されました。

2011年の事故で溶け落ちた核燃料は約880トンと推定され、その取り扱いは廃炉作業の最難関とされています。

燃料デブリに触れた雨水や地下水は汚染水となり、浄化後に海洋放出されています。

当初2021年中に着手予定だった試験的取り出しは、ロボットの経路に堆積物が詰まるなどの問題で3回延期され、再開は未定です。
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