コメ不足、9月に解消へ!農水省が明るい見通しを発表。

コメ不足、9月に解消へ!農水省が明るい見通しを発表。

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令和のコメ騒動、どうなる米の流通量と価格
1. 令和のコメ騒動で米の流通量が減少。
2. 農水省は品薄状態の解消を見通し。
3. 外食業界の需要増と買いだめが品薄に拍車。

令和のコメ騒動と呼ばれる米の流通量減少問題で、農林水産省は品薄状態が解消に向かうと見通しを示しました。

昨年の猛暑で2023年産米が生育不良に見舞われ、一部のスーパーで在庫がなくなるなどの混乱が広がっています。武村展英農水副大臣は、新米が9月までに年間出荷量の4割程度が出回るとし、品薄は順次回復すると答弁しました。

コメ不足は流通量の減少に加え、外国人旅行客の増加や南海トラフ地震の臨時情報による買いだめ、物流業者のお盆休みが重なり、品薄につながったと分析されています。

新米が本格的に出回れば流通量の回復が見込まれますが、24年産米の生育にも酷暑の影響が懸念され、小売店や消費者の間で流通量の不足や価格上昇を警戒する声が上がっています。
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