敦賀2号機、不許可処分の詳細が明らかに!

敦賀2号機、不許可処分の詳細が明らかに!

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敦賀原発2号機の再稼働は可能か
1. 敦賀原発2号機は活断層の可能性が否定できず不許可。
2. 規制委発足後、不許可は初めて。
3. 原電は再申請を検討中だが通過は難しい見込み。

原子力規制委員会は敦賀原発2号機について、原子炉直下に活断層がある可能性を否定できず、新規制基準に適合しないと判断しました。これにより、再稼働を認めず審査を終える「不許可」とする処分書案が示されました。

規制委発足後、全国の27基が再稼働を目指して審査を申請し、17基が通過しましたが、不許可になるのは初めてです。

2号機の審査では、約300メートル離れたK断層が新規制基準で活断層と定める約12万~13万年前以降に活動した可能性や、原子炉直下へ連続している可能性が否定できないとされました。

原電は意見公募で「活断層でない」と主張し、追加調査をした上で再申請も検討していますが、敷地内には他にも約200本の断層があり、再審査でも通過は難しいとみられます。
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