ガザで国連車両が銃撃を受け、支援活動に影響が出る恐れ。

1. WFPの車両がガザで銃撃を受けた。
2. 職員の移動が停止され、人道支援に影響。
3. イスラエル軍が兵士の遺体を収容した。

27日、パレスチナ自治区ガザでWFPの車両が銃撃を受けました。けが人はいなかったものの、WFPはガザでの職員の移動を停止し、人道支援活動に影響が出る可能性があります。

車両にはWFPのマークが付いており、これまでにもガザで国連や人道支援団体の車両が攻撃を受けています。WFPは戦闘の全当事者に支援関係者の安全確保を求めました。

銃撃は27日夜に発生し、検問所近くで少なくとも10発の銃撃を受けました。イスラエル側から必要な手続きは受けていたものの、誰が銃撃したかは明らかにされていません。

一方、イスラエル軍は昨年10月のハマスの奇襲攻撃で殺害後、ガザに連れ去られた兵士1人の遺体を収容したと発表しました。また、イスラエル軍がヨルダン川西岸で開始した大規模軍事作戦により、パレスチナ人の死者は11人、負傷者は26人に上っています。