最低賃金が平均1055円に!過去最大の上げ幅を記録。

最低賃金が平均1055円に!過去最大の上げ幅を記録。

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最低賃金の大幅引き上げ、どう影響するのか
1. 2024年度の最低賃金が全国平均で51円増加。
2. 徳島は84円増で異例の大幅引き上げ。
3. 最低賃金の格差は8円縮小し、東京が最も高い。

2024年度の都道府県別最低賃金が発表され、全国平均は前年度比51円増の1055円となりました。引き上げ額は過去最大で、徳島は84円増の980円と異例の大幅引き上げを決定しました。

深刻な物価高や人手不足、今春闘の賃上げ結果を背景に、最低賃金も大幅に増額されました。全国で時給950円を上回り、1000円超えは16都道府県に倍増しました。新たな最低賃金は10月1日以降、順次適用されます。

国の審議会は地域の経済情勢に応じて引き上げの目安額を示し、今年は3地域とも50円を提示しましたが、実際の引き上げ額は目安を上回る例が多く見られました。最低賃金が最も高い東京は1163円、最も低い秋田は951円で、格差は8円縮小しました。
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