過去最大の117兆円超え！日本の概算要求が新記録を樹立。

1. 2025年度の概算要求総額が117兆円を超える見通し。
2. 社会保障費や防衛費、国債費が増加。
3. 財務省は9月上旬に集計結果を発表予定。

政府の2025年度一般会計予算で、各省庁の概算要求総額が117兆円を超える見通しとなり、2年連続で過去最大を更新する。

社会保障費や防衛費、国債費が膨らんだことが主な要因である。特に、厚生労働省の要求額は過去最大の34.2兆円、防衛費も大幅に増加する見通しだ。

財務省は国債費が28兆9116億円になると発表し、市中金利上昇により利払い費の想定金利を引き上げたことが影響している。

概算要求には物価高対策や賃上げ促進などの「事項要求」も含まれており、年末に向けた予算編成で金額がさらに膨らむ可能性がある。