ウクライナに供与されたF16戦闘機が墜落、原因は不明。

ウクライナに供与されたF16戦闘機が墜落、原因は不明。

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ウクライナ軍のF16戦闘機墜落、原因は何か
1. ウクライナ軍のF16戦闘機が墜落し、パイロットが死亡。
2. 墜落原因はパイロットのミスではないと考えられている。
3. メス氏の死亡はウクライナにとって大きな打撃となる。

ウクライナに供与された米国製のF16戦闘機が墜落し、操縦していたウクライナ軍のパイロット、オレクシー・メス氏が死亡した。事故の原因はパイロットのミスではないとされ、現在調査が進行中で国外の専門家も参加している。

メス氏はロシアの攻撃を撃退中に墜落し、遺体は29日に埋葬された。F16戦闘機は今月初めにウクライナに到着したばかりで、メス氏はその操縦訓練を受けた数少ないパイロットの一人だった。

ゼレンスキー大統領は27日、ウクライナ空軍がF16でロシア軍のミサイルやドローンを破壊したと発表し、戦闘でのF16の使用を初めて確認した。ウクライナはロシアの全面侵攻が始まった直後からF16の供与を要望していたが、米国を含む関係国は躊躇し、今夏ようやく供与が実現した。

ゼレンスキー氏は供与に至るまでに「何百回もの会合や交渉を持った」と述べている。ウクライナ空軍のパイロットらへの操縦訓練は昨年秋から米国で始まり、通常数年かかる訓練をメス氏らは6カ月で終えた。F16は地上部隊への支援、地上目標への攻撃、敵戦闘機への対応、ミサイルの迎撃が可能である。
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