ブラジル最高裁、Xに停止命令を下す。詳細は?

ブラジル最高裁、Xに停止命令を下す。詳細は?

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ブラジルでXのサービス停止、言論の自由は守られるのか
1. ブラジル最高裁がXのサービス停止を命じた。
2. マスク氏は言論の自由を主張し反発。
3. 罰金累計は約4億7000万円に達している。

ブラジル連邦最高裁判所は、イーロン・マスク氏がオーナーを務めるX(旧ツイッター)に対し、ブラジルでのサービス停止を命じました。これは、同裁が命令した一部利用者のアカウント凍結に応じなかったためで、マスク氏はこれを「検閲」として拒否しました。

マスク氏は最高裁の決定を受けて、Xに相次いで投稿し、言論の自由が破壊されていると批判しました。最高裁は2022年のブラジル大統領選に絡んだ捜査の一環として、偽情報を流した利用者のアカウント凍結を命令していましたが、Xはこれに応じず、罰金も科されました。

8月には法定代理人が逮捕されるとの通告を受け、ブラジル事業の閉鎖を発表しました。最高裁は新たな代理人を指名しなければサービスを停止させると警告し、30日に即時かつ全面的な停止を命じました。

罰金は累計で約4億7000万円に達しており、携帯電話の基本ソフトを提供するアップルとグーグルにもXのアプリが利用できなくなる措置を講じるよう命令しました。
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