自民党安倍派の分裂、総裁選への影響は
1. 自民党安倍派が総裁選対応で分裂。
2. 不記載事件で派閥幹部が処分。
3. 若手議員が各陣営に分散。
自民党安倍派は総裁選対応で分裂している。派閥のパーティー収入不記載事件で幹部が処分され、司令塔を失ったため、所属議員は複数の陣営に散らばった。
8月28日、東京・赤坂の議員宿舎で中堅・若手議員が集まり、政治学者の講演を聞いたが、総裁選での特定候補の支援に関する話題は出なかった。
福田達夫筆頭副幹事長や大西英男衆院議員らは小林鷹之前経済安全保障担当相の支援に回り、他の議員も各陣営に分かれている。
安倍派議員が前面に出ると候補のマイナスイメージとなるため、推薦人名簿から外そうとする動きもある。