静岡で裏山が崩れ、40基以上の墓石に被害が発生。

静岡で裏山が崩れ、40基以上の墓石に被害が発生。

※記事の画像はイメージです

台風10号の影響で静岡市に何が起きたのか
1. 台風10号の大雨で静岡市で728.0ミリの降雨量を観測。
2. 駿河区久能地区で土砂崩れが発生し農業用ハウスが埋もれる。
3. 清水区村松地区の鉄舟禅寺で裏山が崩れ墓石が土砂に呑み込まれる。

台風10号の影響で静岡市では8月26日から9月1日までの間に728.0ミリの降雨量が観測されました。

駿河区の久能地区では8月31日に土砂崩れが発生し、周辺の農業用ハウスが埋もれました。現場近くに住む男性は雷のような音が数秒続き、土砂が流れ出す様子を目撃しました。被害を受けたイチゴ農家の男性は75年で初めての経験だと困惑しています。

一方、清水区の村松地区にある鉄舟禅寺では裏山が崩れ、40基あまりの墓石が土砂に呑み込まれました。偶然墓参りに訪れた夫婦は驚きを隠せませんでした。住職の世永天山氏によると、8月31日午後4時頃に裏山が崩れたが、大雨のため音は聞こえず、近隣からの連絡で事態を知りました。

いずれの被害も人的被害はありませんでした。
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