辺野古移設問題、県の訴えはどうなるのか
1. 福岡高裁那覇支部は県の訴えを却下。
2. 辺野古移設を巡る法廷闘争は14件。
3. 防衛省は8月に本格工事を開始。
沖縄県名護市辺野古沖での米軍普天間飛行場移設を巡り、福岡高裁那覇支部は県の抗告訴訟を却下しました。
県は国土交通相の裁決が違法であるとして訴えを起こしましたが、原告の資格が認められず、一審判決が支持されました。
辺野古を巡る法廷闘争は14件あり、県が敗れた訴訟が多い中、この抗告訴訟が唯一係争中でした。
昨年12月、国が県に代わって設計変更を承認し、防衛省は今年8月に大浦湾側で本格工事を開始しました。