中国のスパイ疑惑で元市長を拘束、真相は？

1. フィリピン元市長がインドネシアで拘束。
2. 中国の犯罪組織との関与が疑われる。
3. 別人に成りすました疑いもある。

フィリピン政府は、中国の犯罪組織に関与し、海外に逃亡した元市長のアリス・グォ容疑者がインドネシアで拘束されたと発表しました。

グォ容疑者はフィリピンのバンバン市の市長を務めていましたが、オンラインカジノ施設の摘発をきっかけに中国の犯罪組織との関わりが浮上し、議会の公聴会への出頭を拒否したため逮捕命令が出されました。

さらに、グォ容疑者の指紋が別の中国人女性と一致し、フィリピン国籍の別人に成りすました疑いもあります。彼女の出生や経歴には不明な点が多く、中国のスパイであるとの疑惑も取り沙汰されており、マルコス大統領が本格的な捜査を指示するなど異例の事態となっています。