南海トラフに異変なし、気象庁が最新情報を発表!

南海トラフに異変なし、気象庁が最新情報を発表!

※記事の画像はイメージです

南海トラフ地震への備えは十分か
1. 南海トラフ地震評価検討会で特段の変化なしと発表。
2. 巨大地震の備えを続けるよう呼びかけ。
3. 政府は対応指針の見直しを進める方針。

気象庁は6日、南海トラフ地震評価検討会で「想定震源域で特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていない」と発表しました。

日向灘を震源に宮崎県で震度6弱を観測した地震を踏まえ、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を初めて発表してから1カ月が経過しました。

検討会の平田直会長は「前触れなく巨大地震が起きる可能性はある」として、備えを続けるよう呼びかけました。

検討会は南海トラフ地震の可能性が「時間を経るにつれて低下してきた」との見解を示しましたが、政府は再び臨時情報を出す場合に備えて対応の検証を進めています。

併せて、避難経路の確認や食料の備蓄などの備えを続けるよう求めています。

政府は自治体や事業者の取り組みを含めて検証し、対応指針を見直す方針です。
コピー