楽譜を無断コピー、サイト運営者に賠償命令が下る!

楽譜を無断コピー、サイト運営者に賠償命令が下る!

※記事の画像はイメージです

楽譜の模倣は賠償責任を問われるのか
1. 東京高裁が楽譜模倣に対する賠償を命じた。
2. フェアリー社が楽譜制作に2週間かけている。
3. 高裁は模倣を認定し、フェアリー社が逆転勝訴した。

バンド音楽の楽譜を無断でウェブサイトに公開された場合の損害賠償を巡る裁判で、東京高裁は「制作者の労力にフリーライドする行為」としてサイト運営会社に賠償を命じました。

原告のフェアリー社は、音源を聞きながら楽譜を制作し販売しており、制作には2週間程度かかります。フェアリー社は、楽譜を模倣し無料公開したサイト運営会社に対し、売り上げが激減したとして5億円の賠償を求めました。

1審では模倣自体が否定されましたが、高裁は楽譜の表記の一致率が90%超と極めて高いことから模倣を認定し、フェアリー社の逆転勝訴となりました。
コピー