富士登山で死者が急増、その背後に潜む2つの異変とは?

富士登山で死者が急増、その背後に潜む2つの異変とは?

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富士山の登山者死亡増加の原因は何か
1. 富士山での登山者の死亡が増加。2. ゲリラ雷雨と山梨側からの流入が原因。3. 静岡県は登山道の通行時間を規制検討。

富士山の閉山を前に、登山者の死亡が増加しています。今シーズン、既に9人が亡くなり、去年の2倍以上です。

原因として、頻発するゲリラ雷雨と山梨側からの登山者の流入が挙げられます。山梨側は入山規制を行い、登山客が減少しましたが、静岡側は増加し、特に難易度の高い富士宮ルートに多くの登山者が流れ込んでいます。

これにより、転倒や体調不良が増え、救助要請が相次いでいます。静岡県警の山岳遭難救助隊は、悪天候時には救助が困難であることを指摘しています。

また、静岡県は弾丸登山対策として、登山道の通行時間を規制し、通行料を徴収する条例を検討しています。山梨側では、1日の登山客を4000人に制限し、通行料を徴収することで、弾丸登山を防ぐ対策を実施しています。
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