米国、ガザ停戦案の提示を一時見送りか？

1. バイデン政権が新停戦案の提示を無期限延期。
2. ハマスが人質解放に新たな要求を突き付けた。
3. イスラエル軍がガザ市の学校を攻撃し、4人が死亡。

米紙ワシントン・ポスト電子版は、バイデン米政権がイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉で新たな停戦案の提示を無期限に延期したと報じました。

ハマスが人質解放に関して新たな要求を突き付けたため、交渉は暗礁に乗り上げています。昨年10月の戦闘開始から11カ月が経過しましたが、停戦の見通しは立っていません。

ブリンケン米国務長官は新停戦案を「数日中に共有する」と表明していましたが、折り合うのは困難視されています。

ワシントン・ポストは、バイデン大統領が積極的に交渉を仲介しないまま任期を終える可能性が高まっていると報じました。

イスラエル軍はガザ市の学校を攻撃し、4人が死亡しました。