日中韓、相互訪問客4000万人を目指す新たな挑戦!

日中韓、相互訪問客4000万人を目指す新たな挑戦!

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日中韓の観光客誘致、2030年に4千万人を目指す理由とは
1. 日中韓観光担当相会合で共同宣言を採択。
2. 2030年までに観光客を4千万人に拡大目標。
3. 地方都市間の交流拡大とオーバーツーリズム対策。

日中韓観光担当相会合の2日目が神戸市で開催され、3カ国間で観光客の誘致を強化する共同宣言が採択されました。

2030年までに3カ国間を相互に訪れる観光客を4千万人まで拡大する目標が掲げられ、地方都市間の交流拡大や地方直行便の増便が図られます。また、交通機関の混雑などオーバーツーリズム対策も盛り込まれました。

日本政府はこの共同宣言を基に、都市部に集中する訪日客を地方に呼び込み、観光消費の拡大で地域の活性化を目指しています。

斉藤鉄夫国土交通相、中国の張政文化観光次官、韓国の柳仁村文化体育観光相が出席し、観光交流の協力を確認しました。子ども連れや高齢者が旅行しやすい環境整備や、自然や文化を生かした観光コンテンツの作成、観光客へのマナーや意識啓発も行われる予定です。

日中韓観光相会合は2006年に始まり、今回で10回目、5年ぶりの開催となりました。
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