NYダウが大波乱!一時700ドル超の急落を記録

NYダウが大波乱!一時700ドル超の急落を記録

※記事の画像はイメージです

ニューヨーク株式市場はどう動いたのか
1. ダウ平均株価が前日比124.75ドル高で終値4万861.71ドル。
2. 米CPIの上昇率が市場予想を下回るも、食品とエネルギーを除いた指数が予想を上回る。
3. ハイテク銘柄が売られたが、その後買い戻しが進み、ナスダック総合指数が369.65ポイント高。


11日のニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価が前日比124.75ドル高の4万861.71ドルで取引を終えました。8月の米国消費者物価指数(CPI)の発表を受け、一時700ドル超下落するなど乱高下しました。

CPIの上昇率は市場予想を下回ったものの、食品とエネルギーを除いた指数の伸びが予想を上回り、米国のインフレが依然として根強いことが示されました。これにより、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げに踏み切るとの期待が後退しました。

金利が高止まりする懸念からハイテク銘柄が売られ、ダウ平均は一時4万ドルを割り込みましたが、その後は値下がりした株を買い戻す動きが急速に広がり、半導体大手インテルやネット通販大手アマゾン・ドット・コムなどが上昇しました。

ナスダック総合指数の終値は369.65ポイント高の1万7395.53で、半導体大手エヌビディアが8%高と相場を先導しました。
コピー