日本製鉄とUSスチール、対話の重要性をどう伝える?
1. 日本製鉄とUSスチールがUSWとのやりとりを公表。
2. 誤った情報が流布されていると説明。
3. 面と向かっての対話が最良の手段と主張。
日本製鉄と米鉄鋼大手USスチールは、全米鉄鋼労組(USW)とのメールや電話でのやりとりの詳細を公表しました。
両社は声明で、日本製鉄がUSWの組合員や執行部の懸念に対処するために誠実かつ粘り強く取り組んできたことを理解してもらえると述べています。
公表に踏み切った理由として、日鉄とUSWとの対話や提示してきた約束に関して誤った情報が流布されていることを挙げています。
公表されたやりとりは、2023年12月18日から2024年9月3日までの期間に行われたもので、日鉄の森高弘副会長がUSWのマッコール会長に送ったメールなどが含まれています。
特に9月3日付のメールでは、森氏がマッコール氏に対し、面と向かっての対話が物事を前進させる最良の手段だと信じていると述べ、面会を求めています。