75歳以上の医療費が3割負担に？政府が拡大を検討中！

1. 政府は新たな高齢社会対策大綱を閣議決定。
2. 75歳以上の医療費窓口負担3割の対象範囲拡大を検討。
3. 1人暮らし高齢者への支援充実を推進。

政府は13日、新たな高齢社会対策大綱を閣議決定しました。

75歳以上の後期高齢者の医療費に関して、年齢にかかわらず能力に応じて制度を支え合う観点から、窓口負担が3割となる対象範囲の拡大を検討すると明記しました。現在、75歳以上の窓口負担は原則1割で、一定の所得があれば2割、現役並みの所得があれば3割となっています。政府は2028年度までに見直しを含めた検討を進める予定です。

また、高齢化の進展により、1人暮らしの高齢者の増加が見込まれており、望まない孤独や社会的孤立を防ぐため、居場所づくりなどを推進し、身寄りのない高齢者への支援を充実させる方針です。