検事の証拠隠しが無罪判決に影響したのか
1. 名古屋市の男性が詐欺罪で無罪確定後、国に損害賠償を求めた。
2. 検事が有罪立証に不利な証拠を故意に隠した。
3. 名古屋地裁に約550万円の損害賠償を求める訴訟を提起した。
名古屋市の男性が詐欺罪で無罪確定後、国に対して約550万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に提起しました。
男性は2019年に偽造した債権資料を提示し、融資として3000万円をだまし取ったとして逮捕・起訴されましたが、2021年に一審で有罪判決を受けました。
しかし、2022年の二審で審理が差し戻され、2023年10月に無罪が言い渡されました。
男性は、一審で公判担当の検事が関係者のLINE履歴を故意に開示しなかったため有罪になったと主張しています。
名古屋地検は訴訟についてコメントを差し控えています。