東京メトロ、10月23日に上場決定!新たな投資チャンス到来か?

東京メトロ、10月23日に上場決定!新たな投資チャンス到来か?

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東京メトロの上場はなぜ重要なのか
1. 東京メトロが10月23日に上場する。
2. 売却収入は東日本大震災の復興財源に充てる。
3. 上場時の時価総額は6391億円の見通し。

東京地下鉄(東京メトロ)は、民営化から20年を経て、2023年10月23日に東京証券取引所のプライム市場に上場することが決定しました。これは約6年ぶりの大型上場であり、最大株主である日本政府は売却収入を東日本大震災の復興財源に充てる予定です。

東京メトロは上場に際して、発行済み株式の半分に当たる2億9050万株を売り出し、総額3195億円を見込んでいます。売り出し価格は10月15日に決定され、国内での販売比率は80%、海外では20%程度と見込まれています。投資家の需要を喚起するため、株主優待として乗車券の配布や関連会社の割引サービスも導入されます。

東京メトロの株式は国が53.4%、都が46.6%を保有しており、これらをそれぞれ同率で売却します。東京メトロの歴史は1920年に設立された東京地下鉄道株式会社にさかのぼり、現在の路線網は195キロに広がっています。2004年の民営化以降、上場に向けた準備が進められてきましたが、都営地下鉄との一元化を求める声により一時中断されていました。

しかし、2021年に国土交通省の諮問機関が株式売却の必要性を答申し、上場への道が開けました。
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