日銀総裁、追加利上げの決意を表明!経済への影響は?

日銀総裁、追加利上げの決意を表明!経済への影響は?

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日銀の金融政策、今後の展望はどうなるのか
1. 日銀は政策金利を0.25%に据え置いた。
2. 植田総裁は金融市場の不安定さを注視。
3. 経済や物価が想定通りなら追加利上げを示唆。

日本銀行は金融政策を維持し、政策金利を0.25%に据え置きました。植田和男総裁は記者会見で、金融市場が引き続き不安定な状況にあるため、高い緊張感を持って注視し、影響を見極める必要があると述べました。

一方で、日本経済は見通し通りに動いているとし、今後も経済や物価が想定通りならば追加利上げを行う方針を示しました。前回7月の金融政策決定会合では、0.15%の追加利上げが決定されましたが、その後米国の景気後退懸念が強まり、為替市場では円高が進行。8月5日には東京株式市場で日経平均株価が過去最大の下落幅を記録しました。

植田総裁は、米国をはじめとする世界経済の先行き不透明感が金融市場動向の背景にあるとし、丁寧に分析し、見通しに対する影響を確認していくと述べました。米国経済については、ソフトランディングが実現するかどうかを見極めたいとしています。
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