立憲民主党の新執行部、党内の反発はどうなるのか
1. 立憲民主党の野田佳彦代表が新執行部を発足。
2. 小川淳也幹事長ら中堅を登用し世代交代をアピール。
3. 党内では不満がくすぶり、バランス配慮を求める声も。
立憲民主党の野田佳彦代表は24日、新執行部を発足させました。小川淳也幹事長や重徳和彦政調会長など中堅を積極的に登用し、世代交代をアピールしましたが、野田氏に近い議員が目立つ布陣に対しては、他の候補を支持した議員から「露骨な論功行賞だ」との不満が出ています。
代表選の決選投票で野田氏と枝野幸男元代表の差はわずか9票で、枝野氏支持の若手からは党内バランスへの配慮を求める声が上がっています。小川氏の幹事長起用に対しては、リベラル系の最大グループ「サンクチュアリ」からも反発があり、党内の緊張が続いています。