世耕氏が新たな挑戦へ!保守陣営に波紋広がる

世耕氏が新たな挑戦へ!保守陣営に波紋広がる

※記事の画像はイメージです

世耕弘成氏の立候補は保守分裂を招くのか

1. 世耕弘成氏が自民党を離党し無所属で立候補。
2. 和歌山2区で保守分裂選挙の可能性。
3. 世耕氏は安倍晋三元首相の側近。


自民党の派閥パーティー収入不記載事件を受けて、自民党を離党した無所属の世耕弘成前自民参院幹事長が、次期衆院選で新しい和歌山2区から立候補する意向を固めました。10月5日にも支援者と協議する見通しで、複数の関係者が明らかにしています。

同選挙区では、不記載事件で秘書の有罪が確定した二階俊博元幹事長が不出馬を表明し、自民党は二階氏の三男・伸康氏を新たな和歌山2区の公認候補予定者と決めています。これにより、世耕氏のくら替えで保守分裂選挙となる公算が高まっています。

世耕氏は旧安倍派の参院側トップで、不記載事件を巡り今年4月に離党勧告処分を受け、離党届を提出し受理されました。世耕氏は早大卒業後、NTTに入社し、平成10年に伯父の急逝に伴う参院和歌山選挙区補欠選挙に出馬し初当選。現在5期目で、官房副長官や経済産業相などを歴任し、安倍晋三元首相の側近の一人でした。
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