「話が違う」早期解散に野党が猛反発!政局はどう動く?

「話が違う」早期解散に野党が猛反発!政局はどう動く?

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石破茂新総裁の解散表明に野党はどう反応したか
1. 石破茂新総裁が10月27日投開票の衆院選を表明。
2. 野党各党が日程に反発し、国会論戦の不足を批判。
3. 野党は自民党の手法を問題視し、選挙区調整に苦慮。


自民党の石破茂新総裁が10月27日投開票の衆院選を表明したことに対し、野党各党は一斉に反発しました。この日程では解散前に国会論戦を十分に行うのは困難であり、石破氏が総裁選で示した考えと矛盾すると批判が相次ぎました。

立憲民主党の野田佳彦代表は、臨時国会で政治とカネの問題を議論すべきだと主張し、自民党の手法を「くさいものにふたをした」と非難しました。共産党の田村智子委員長も「党利党略、裏金隠し」と指摘し、自民党が追い詰められていると述べました。

日本維新の会の藤田文武幹事長は、石破氏が「筋を通す」政治家としての評価を裏切ったと批判しました。国民民主党の玉木雄一郎代表は、石破氏が首相指名を受ける前に解散を表明したことに違和感を示し、自民党を変える前に自分が変わってしまったと述べました。

野党の反発は、短期決戦になると選挙区調整が難しくなることへの焦りも含まれています。野田氏の呼びかけに対し、玉木氏は連携に含みを持たせましたが、藤田氏は慎重な姿勢を示しました。田村氏は、野田氏が安全保障法制の継続を示唆していることに反論し、共闘の基盤は裏金議員への一本化ではないと述べました。
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