京都府警本部長が暴言問題で事実上の更迭に。詳細は?

京都府警本部長が暴言問題で事実上の更迭に。詳細は?

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京都府警本部長の発言問題、信頼回復は可能か
1. 白井本部長が部下に「殺すぞ」と発言し謝罪。
2. 警察庁から長官訓戒の処分を受け異動。
3. パワハラ疑惑で本部長辞任は極めて異例。

京都府警の白井利明本部長が、業務中に部下の府警幹部に「殺すぞ」と発言した問題で、府議会本会議で謝罪しました。白井本部長は、警察庁から長官訓戒の処分を受け、14日付で長官官房付の異動となる内示を受けたことを明らかにしました。

これは事実上の更迭とみられ、都道府県警察のトップがパワハラ疑惑で本部長を辞するのは極めて異例です。白井本部長は、8月に府警本部の執務室で幹部から業務の進め方について説明を受けた際に不満を示し、暴言を吐いたとされています。

府警はこの言動を警察庁に報告し、パワハラの可能性があるとして調査を進めていました。白井本部長は1991年に警察庁に採用され、様々な役職を歴任し、2023年3月から京都府警本部長を務めていました。
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