ウクライナは防空システムでロシアの脅威にどう立ち向かうのか
1. ゼレンスキー大統領は防空システム構築の必要性を訴えた。
2. ロシアが新型ミサイル「オレシニク」を発射した。
3. ウクライナ軍はドローン73機中50機を迎撃した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる新型中距離弾道ミサイル発射を受け、欧米の支援国と協力して対応を探っていると述べ、防空システム構築の必要性を訴えた。
ゼレンスキー氏は、ロシアから発射されたミサイルの残骸の分析調査が進められているとし、世界にはこの種の脅威から身を守ることができる防空システムがあると強調した。
ロシア軍はウクライナのドニプロにある軍需企業を標的に新型の極超音速中距離弾道ミサイル「オレシニク」を試験的に発射し、プーチン大統領はウクライナが西側諸国から供与された長射程兵器でロシアを攻撃したことへの報復としてオレシニクを発射し、成功したと語った。現時点でオレシニクへの対抗手段や迎撃手段は世界に存在しないとも述べた。
ウクライナ軍によると、ロシアから発射された無人機(ドローン)73機のうち、防空システムで50機を迎撃した。