福島第1原発のデブリ取り出し、次のステップは
1. 東京電力は福島第1原発のデブリ取り出しを検討中。
2. 釣りざお状の回収装置を使用予定。
3. デブリは成分分析のため茨城県に運ばれた。
東京電力は、福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料デブリの2回目の試験的取り出しを検討しています。前回と同様に釣りざお状の回収装置を使用する予定で、詳細な実施時期は今後精査されます。
試験的取り出しは9月から開始され、11月7日に完了しました。取り出されたデブリ0.7グラムは茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構に運ばれ、成分分析が行われています。
核燃料由来の物質が検出され、さらなるデータ収集のため、原子力規制委員会の山中伸介委員長が追加の採取を要望しています。