新システムで医療の効率化は進むのか
1. 政府は2025年度に新システムを導入予定。
2. 電子カルテ情報を医療機関間で共有可能に。
3. 患者の同意が必要で、利用促進が課題。
政府は2025年度に、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」を利用する患者の電子カルテ情報を医療機関同士で共有する新システムを導入する方針を固めました。
このシステムにより、過去の検査結果など詳細な情報を把握でき、医療の安全性や効率化が期待されます。患者の同意を得て、病名やアレルギー情報などがデータベースに蓄積され、全国の医療機関が閲覧可能になります。
導入には電子カルテの改修が必要で、政府は改修費の一部を補助しています。利用促進が課題で、現行の健康保険証の新規発行は停止されます。