国民民主党の税制改革、次の一手は何か
1. 玉木代表は「103万円の壁」見直しを最優先とする。
2. 住民税非課税世帯への給付付き税額控除を提案。
3. 給付付き税額控除は年末の税制改正で現実的でない。
国民民主党の玉木代表は、BSフジのプライムニュースで「103万円の壁」の見直しを最優先に掲げる理由を説明しました。この政策は、所得税を払う収入水準の納税者の所得税を軽減するもので、税金が払えない人は対象外です。
玉木代表は、住民税非課税世帯などを対象にした「給付付き税額控除」を政府与党に要求する意向を示しましたが、現時点では「103万円の壁」を優先する方針です。彼は、税金を真面目に払っている人たちをインフレ時に支える仕組みとして、基礎控除の拡大を提案しています。
給付付き税額控除は、年末の税制改正での実現は難しいとしつつ、次の段階で要求する考えを示しました。