笹子事故から12年、真相を追い求める両親の思いとは?

笹子事故から12年、真相を追い求める両親の思いとは?

※記事の画像はイメージです

事故の真相はどこにあるのか
1. 笹子トンネル事故で娘を失った両親が真相を追求。
2. 中日本高速道路との対話を続け、具体的な要因を探る。
3. 民事訴訟や刑事裁判で納得のいく答えは得られず。

2012年12月に発生した笹子トンネルの天井板崩落事故で、9人が死亡しました。犠牲者の一人である石川友梨さんの両親は、事故の真相を求め続けています。中日本高速道路の社員との対話を重ね、事故の人的要因を探ろうとしています。

事故調査報告書では技術的な原因が指摘されていますが、両親はそれだけでは納得できず、具体的な要因を知りたいと考えています。民事訴訟や刑事裁判でも納得のいく答えは得られず、関係者全員が不起訴となりました。

両親は事故前にボルトを点検した担当者や、計画時の関係者から話を聞きたいと望んでいますが、接触する手段がありません。それでも、現役社員との対話を続けることで、いつか真相に近づけると信じています。

12年が経過した今も、両親は諦めずに真相究明を求め続けています。
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