トランプ氏、BRICSの脱ドル動向に警戒感を示す。

トランプ氏、BRICSの脱ドル動向に警戒感を示す。

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トランプの関税政策はBRICSにどのような影響を与えるのか
1. トランプ次期大統領はBRICSの脱ドルに関税をかける考え。
2. BRICSの共通通貨創設に対し、米ドルの代替はあり得ないと主張。
3. BRICSは非欧米の枠組みとして存在感を強めている。

トランプ次期米大統領は、BRICSが米ドルに頼らない「脱ドル」を進める場合、加盟国に100%の関税をかける考えを示しました。これは、メキシコや中国への関税引き上げ宣言に続くもので、ドル離れの動きを牽制する狙いがあります。

BRICSは中国やロシアを中心に、非欧米の枠組みとして存在感を強めており、共通通貨創設を目指しています。トランプ氏はSNSで、BRICSの脱ドルの動きが通用しなくなったとし、通貨創設やドル以外の通貨の使用を諦めなければ、米国への輸出ができなくなると警告しました。

BRICSは2009年の発足以来、脱ドルを議論の中心に据えており、最近では新たに13カ国をパートナー国として認定しています。
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