自民党の政倫審、開催の行方は
1. 自民党が衆院政倫審での弁明を調整中。
2. 参院では27人が出席意向、23人が非公開希望。
3. 国会日程不透明だが、自民は開催に向けて動いている。
自民党の萩生田光一元政調会長が出席する衆院政治倫理審査会(政倫審)を開催する方向で調整が進んでいます。これは、自民党の派閥パーティー収入不記載事件に関するもので、開会中の臨時国会で参院での政倫審開催の話が進む中、衆院でも弁明を行い、「政治とカネ」の問題に早期に区切りをつけたいという方針です。
参院では未出席の自民の参院議員27人が出席の意向を示していますが、そのうち23人が非公開での開催を希望しており、野党の追及が強まる可能性もあります。
令和6年度補正予算案の審議など国会日程が不透明な中、衆院政倫審の開催の実現は見通せていませんが、自民幹部は「開催に向けて具体的に動いている状況だ」と説明しています。