核兵器のない未来を実現するために何が必要か
1. 田中熙巳さんが核兵器廃絶を訴えた。
2. ノーベル賞委員会のフリードネス委員長と会見。
3. 若い世代に核兵器廃絶のバトンを渡す決意を表明。
日本原水爆被害者団体協議会の代表委員である田中熙巳さんは、オスロで記者会見を行い、核兵器と戦争のない世界を目指すと訴えました。会見には約50の報道機関が集まり、田中さんはノーベル賞委員会のフリードネス委員長と共に壇上に立ちました。
受賞決定については喜びを表しつつ、核抑止論に対しては強い口調で反対の意を示しました。特に若い世代に向けて、核兵器が未来の問題であることを強調し、核兵器は人類と共存させてはいけないと伝える決意を語りました。
会見は約50分間行われ、終了後には他の代表委員と共に写真撮影に応じました。田中さんたちは前日にオスロに到着していました。