首相が福島を訪問、除染土の現状を直接確認。現地の声は？

1. 石破首相が福島県双葉町の除染土仮置き場を視察。
2. 除染土は2045年までに県外で最終処分予定。
3. 政府は除染土の再利用・処分会議を設置予定。

石破茂首相は、東日本大震災の被災地である福島県を訪れ、双葉町での除染作業で発生した土の仮置き場を視察しました。法律では、除染土は2045年3月までに福島県外で最終処分することが定められており、石破首相はこの取り組みを加速させたいと考えています。

視察では、地図を見ながら町の担当者から再利用や処分の状況を聞き取り、午後には福島第1原発に入り廃炉作業について説明を受けました。また、帰還困難区域内の住宅や大熊町の中間貯蔵施設を訪れ、作業の進捗を確認しました。

政府は、除染土の再利用や処分を巡る会議を月内に設置し、初会合を開く方向で調整しています。