貸金庫窃盗事件、資金は投資に流用された可能性が浮上！

1. 三菱UFJ銀行の女性行員が十数億円を盗んだ。
2. 盗んだ資産は投資に流用されていた。
3. 女性行員は懲戒解雇され、捜査が進行中。

三菱UFJ銀行の女性行員が約4年半にわたり、貸金庫から十数億円分の顧客資産を盗んでいたことが発覚しました。半沢淳一頭取は会見で、盗まれた資産が投資などに流用されていたことを明らかにし、信頼を揺るがす事態として謝罪しました。

問題の行員は2020年4月から東京の練馬支店と玉川支店で店頭責任者として貸金庫を管理しており、約60人分の資産を盗んでいたとされています。調査の結果、数十名の顧客から被害の可能性があるとの申し出がありました。

行員は40代の女性で、営業課長・支店長代理として貸金庫の管理責任者を務めており、盗みを認めて11月14日付で懲戒解雇されました。動機については捜査に影響があるため詳細は控えられていますが、資金は投資に流用されていたと供述しています。

行員は他の銀行口座も使用しており、全容解明には至っていません。半沢頭取は、犯行の動機が十分に把握できていないとし、今後の警察の捜査で明らかになることを期待しています。