尹大統領は検察の出頭要請にどう応じるのか
1. 韓国検察が尹大統領に再度出頭要請書を送付。
2. 尹大統領は非常戒厳を巡る内乱容疑で捜査中。
3. 出頭しない場合、令状で身柄確保の可能性あり。
韓国検察は、尹錫悦大統領に対し、非常戒厳を巡る内乱や職権乱用の容疑で再度出頭要請書を送付しました。尹大統領は、11日にも出頭要請を受けていましたが、弁護団の選任が終わっていないことを理由に15日の出頭要請には応じませんでした。
検察は、尹大統領が非常戒厳を巡る事態の総責任者とみており、職務権限を越えた職権乱用と判断しています。尹大統領が出頭に応じる場合、現職大統領が被疑者として検察に出頭するのは憲政史上初となります。
出頭しない場合、検察は令状を取り、尹大統領の身柄を確保する可能性があります。検察はこれまでに複数の軍高官を逮捕または逮捕状を請求しており、尹大統領が検察と合同捜査本部のどちらに出頭するかが注目されています。