年収103万円の壁、どうなる来年度予算案
1. 玉木議員は税調会長協議が進展しないと述べた。
2. 178万円の合意が遠いと指摘した。
3. 来年度予算案への賛成は難しいと示唆した。
国民民主党の玉木衆院議員は、年収103万円の壁の引き上げをめぐる自民・公明・国民民主の3党の税調会長による協議が物別れに終わったことについて、現状のままでは協議を続けても進展がないと述べました。
玉木氏は、国民民主党側から協議を打ち切った理由として、自民党の宮沢税調会長から「グリーンが見えない」と言われたことを挙げ、178万円に決まっているにもかかわらず交渉が進まないと指摘しました。
さらに、3党の幹事長間で178万円を目指して来年から実施することが合意されているにもかかわらず、金額の議論が遠いところで行われているとし、このままでは合意は難しいとの認識を示しました。
また、来年の通常国会で審議される来年度予算案について、税制の協議が進まない現状では賛成するのは難しいと述べ、政策的な合意や協力がなければ予算案への協力も難しいとしています。