日銀、利上げ見送りで0.25%を維持。経済への影響は?

日銀、利上げ見送りで0.25%を維持。経済への影響は?

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日銀の利上げ見送り、今後の経済はどうなる
1. 日銀は利上げを見送り、金利を0.25%で維持。
2. トランプ次期大統領の政策が経済に不透明感を与える。
3. 賃上げの動向を注視し、今後の利上げ時期を探る。

日銀は19日の金融政策決定会合で、利上げを見送ることを決定し、政策金利を0.25%程度で維持する方針を示しました。物価上昇率が急激に上振れする可能性は低く、トランプ次期米大統領の政策による不透明感が高まる中、米国経済や2025年春闘の賃上げ動向を注視しています。

日銀は極めて低い金利で景気を下支えしつつ、今後の利上げの時期を探る方針です。植田和男総裁は記者会見で、経済や物価が日銀の想定通りに推移していることを説明し、賃上げを伴う形で物価上昇率を2%に安定させる目標に近づいていると述べました。
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