米国とHTSの対話はシリアの安定化に繋がるのか
1. 米高官がシリアのダマスカスを訪問し、HTSと会談。
2. 米国はHTSとの対話を通じて政権安定化を目指す。
3. ジャウラニ氏への報奨金取り下げを伝えた。
米国務省の高官がシリアのダマスカスを訪問し、旧反体制派「ハヤト・タハリール・シャム」(HTS)の指導者ジャウラニ氏と初めて会談しました。米国はHTSをテロ組織に指定していますが、対話を通じて穏健な政権運営を促し、シリアの安定化を図る狙いがあります。
会談後、米高官はジャウラニ氏に対する報奨金の取り下げを伝え、HTSに対して包摂的な新政府の樹立やテロリストの脅威を防ぐことを求めました。
また、米国はシリア民間防衛隊「ホワイトヘルメッツ」とも面会し、支援について話し合いました。