海保機、管制指示を複数回誤認？その背景に迫る。

1. 海保機の機長が管制官からの許可を誤認した。
2. 運輸安全委員会が事故原因を調査中。
3. 管制官の警告表示に気付かず、衝突事故が発生。

1月に羽田空港で発生した日本航空と海上保安庁の航空機の衝突事故について、海保機の機長が管制官からの離陸許可を誤認していたことが判明しました。

運輸安全委員会は、海保機側が複数回にわたって管制の指示を誤認した可能性があるとみて、調査を進めています。

事故当時、管制塔では海保機の誤進入を示す警告が表示されていましたが、担当の管制官は気付いていませんでした。

この事故により、JAL機の乗員乗客は全員脱出したものの、5人が重軽傷を負い、海保機では機長を除く乗員5人が死亡しました。