辺野古の海は守られるのか
1. 辺野古沖で軟弱地盤の改良工事が始まった。
2. 工事現場は生物多様性が豊かなホープスポット。
3. 地元や専門家から環境破壊への懸念が上がっている。
沖縄県名護市の辺野古沖で、米軍普天間飛行場の移設に伴う軟弱地盤の改良工事が始まりました。この地域は多様な生物が生息する「ホープスポット」として知られ、地元住民や環境保護団体からは環境破壊への懸念が強まっています。
辺野古の海域には、260以上の絶滅危惧種を含む5300種以上の生物が確認されており、その生物多様性は世界自然遺産の屋久島を上回るとされています。米国の環境NGOは2019年にこの地域を「ホープスポット」に登録しました。
長年ダイビングツアーを行っているインストラクターの岩本俊紀さんは、工事の長期化がサンゴに悪影響を及ぼすと懸念を示し、美しい海が壊されることに対する怒りを表明しています。