韓国機が時速200kmで外壁に衝突か、衝撃の詳細は?

韓国機が時速200kmで外壁に衝突か、衝撃の詳細は?

※記事の画像はイメージです

機長の判断は適切だったのか
1. 韓国務安空港で旅客機が胴体着陸し炎上。
2. 着陸装置が出ず、高速で外壁に衝突。
3. 機械的トラブルの可能性が指摘される。

韓国南西部の務安国際空港で旅客機が胴体着陸し、炎上する事故が発生しました。元日航機長で航空評論家の小林宏之氏によると、事故の原因は着陸装置が出なかったことにあります。

事故当時の映像から、機体は時速200キロで外壁に衝突したとみられます。着陸装置が出なかった理由として、鳥が機体に衝突する「バードストライク」が報じられていますが、それだけで着陸装置が作動しないとは考えにくく、機械的なトラブルの可能性が指摘されています。

映像では前輪も後輪も出ていないことが確認されており、機長の判断で胴体着陸を選択した可能性もあります。通常、このようなケースでは火災を防ぐために上空で旋回し、燃料を減らすのが基本です。

過去には全日空のボンバルディア機が同様の状況で高知空港に胴体着陸した際、機長が長時間旋回しました。今回の機長の判断についても検証が必要です。
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